メグです。
出産して1ヶ月が経ちました。
睡眠、排便など悩みや疑問は様々あったのですが、他の人の参考になるのは授乳問題だと思い書いてみることにしました。
タイトルの通り、我が家は混合で育児を始めました。理由は、産院が夜間母子別室で混合授乳の方針をとっていたからです。
混合であれば父母両方授乳できるし寝られるしいいやと思っていたのですが、この1ヶ月半で巷で混合育児が一番難しいと言われている理由が分かりました。
当初の計画と実際の授乳状況
産前に思い描いていた理想の授乳は以下の通りでした。
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生後三ヶ月程度で昼間完母を達成する
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睡眠時間確保と哺乳瓶拒否回避のために夜間完ミは徹底する
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4月の職場復帰に向けて徐々に母乳量を減らして保育園入園時には完ミへ
実際の今の授乳状況を示したグラフが以下です。
見ての通りですが、直母が上手くいっていないので昼間完母の達成は諦めつつあります。
退院後8日〜20日あたりで既に直母を諦めていたのですが、その後乳頭保護器を買い替えるなどして授乳時間が増えてきました。しかしここ二日間で一気に吸いつきが悪くなり、おそらく乳頭混乱が始まったかなと考えています。
対策する気はありません。
現在の授乳状況に至るまでの経緯
母乳ポテンシャル(?)
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あまり出ない方。出産翌日の検診「分泌これから」、退院時の検診「分泌少々」
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(多分)扁平乳頭
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後に受診した乳腺外科では陥没って言われました。あれ...?
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出るし吸うけど拒否される
赤ちゃんの吸う力は十分だったのですが、扁平乳頭のせいなのかとにかく嫌がられる。
助産師さんがあれやこれやと補助グッズを試させてくれましたが、あまりに授乳タイムが苦痛すぎて(もはや抱きの姿勢で既にギャン泣きするので)退院する時点で「完母は無理だな」「搾乳だけにして直母やめようかな」という考えが頭をよぎります。(自分が拒否されているようで辛かった)
産院での授乳ルーティーンは以下でした。作業が多すぎて非効率。
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搾乳5分ずつ(合計30 mLくらい) ←胸の張りが少しおさまる&乳首が吸いやすい形になります
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直母5分ずつ w/ 乳頭保護器
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ミルクを週数×10 mL
帰宅してからは授乳前の搾乳を辞めて、以下のルーティーンにしました。
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直母5分ずつ w/ 乳頭保護器
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ミルクを80 mL〜徐々に増やす
このルーティーンで直母を吸ってくれず、授乳後に搾乳を繰り返しているのが現在の授乳スタイルです。
混合授乳 購入品レポ
前提として、我が家の哺乳瓶はpigeonの母乳実感、ミルクは明治ほほえみです。
理由
- 産院に合わせた
- 見学に行った保育園で母乳実感の使用率が高いと伺った
- 乳児のうちに保育園入園を検討しているため、この情報は有用でした
- この組み合わせであれば液体ミルクの利用と相性が良い
- 明治ほほえみ液体ミルク缶とpigeon哺乳瓶とを直接接続できるアタッチメントがあります(後ほど記載)
このことを踏まえた購入品です。
電動搾乳器
夜間ミルクを考えている方。搾乳機は絶対に電動にしましょう。強いて挙げるデメリットは価格ですかね...?しかし使用量を考えるとなんてことない出費です。
片手は塞がりますが、片手でスマホはいじれます。肘で押さえつけることにより1.5手くらい使えます。笑 充電は1日1-2回しています。
さく乳器 電動 handy fit+shop.pigeon.co.jp
保存用のパックとアダプターも購入しましたが、パックが高い(60.5円/80 mL)。なるべく哺乳瓶に搾乳してその日に使い切るようにしています。
母乳フリーザーパック 80ml 20枚入shop.pigeon.co.jp
母乳フリーザーパック アダプターshop.pigeon.co.jp
スチーム除菌器
搾乳回数が多いと除菌回数がとんでもないことになります。電子レンジでも大変かと思います。スチーム除菌器をお勧めします...!
我が家は1日5-6回動かしています。
除菌するのは生後半年くらいなので、電子レンジで事足りるのでは?と思っていましたが、1ヶ月使ってみた結果、これがない授乳生活は考えられません。買ってよかったアイテムNo.1です。
ちなみに出産・子育て応援交付金で購入しました。
哺乳びんスチーム除菌・乾燥器 ポチットshop.pigeon.co.jp
メリット
- 水を入れてスイッチを押すだけ。沸騰待ちや器具取り出しの時間がない。
- 除菌/乾燥、除菌、乾燥、軽乾燥が選べるので、自分の保持時間に合わせてどこまでやるか選べる
デメリット
- 除菌は12分程度だが、乾燥は45分かかる
- 授乳に間に合わない場合は、乾燥途中で取り出してしまうのもありです
- ケース内のカルキ汚れの付着量がすごい。しっかりお手入れしておかないと、哺乳瓶にカルキの粉が付着してしまうので洗い直しになります。
- すぐにスイッチがペコペコになってしまう(伝わりますかね...?)
- こちらについては、壊れなければいいやと思っています...
公式がお手入れ方法を出しているので参考にしてみてください。我が家は使用量が多い方なので週2程度お手入れしています。
明治ほほえみ らくらくキューブ&らくらくミルク
退院して一ヶ月はミルクの使用量が不明だったので、らくらくキューブを使用していました。粉よりも溶けにくいですが、思考停止状態でも作れる点が楽です。あとは粉ミルクと成分組成を変えずに固形に製剤した技術力に感動しました。
らくらくミルクは基本外出用として常備していますが、常に台所近くに出しておき、夜中うっかり泣き声に気づくのが遅れてギャン泣きしまった時にもサッと利用しています。セレブな使い方ではありますが、泣かせるよりは精神的に楽。
ちなみに2024年11月時点、20 mLあたりの価格帯は以下の通りです。ブラックフライデーもありセール品も含みます。
- 粉ミルク 8-9円
- キューブ 9-14円
- 液体ミルク 20-30円
キューブはセールでまとめ買いすると粉ミルクと変わらない計算でした。技術力を考えるとそこまで割高でもない印象。
液体ミルクはやはり高いですね。冬は室温が低いので温めるという手間も生じます。
液体ミルクは哺乳瓶に移し替えても使用可能ですが、アタッチメントがあるとより便利です。(こちらはもともと液体ミルク製品の付属品で、単品では非売品だったらしいのですが、メルカリでの転売が横行したので販売を始めたらしいです。笑)
各種通販で530円程度で買えます。
はめ込むのに結構力が必要なので、洗い物が増えても良ければ哺乳瓶移し替えの方が楽かも?
乳頭保護器
扁平乳首のため、授乳初日から乳頭保護器の使用を勧められました。入院中はpigeonのソフトタイプを使用していたので、そちらを購入。
(サイズは個々人の乳首によるので、産院で聞くことをお勧めします)
乳頭保護器ソフトタイプMサイズshop.pigeon.co.jp
しかし帰宅してもなかなか直母が軌道に乗らず。
夫が色々と調べてくれて、カネソンの乳頭保護器を試したところ吸いつきが良くなりました。
理由としては、母乳の出口がpigeonでは丸穴構造なのに対して、カネソンではY字なので、出てくる量が調節しやすかったのではないかと思います。
結局今はカネソンでも嫌がられていますが...
そのうち乳頭混乱は起こしてしまうので、色々と試すなら初期のうちなのかなと思います。
授乳クッション
こちらは大柄な人におすすめです!
産院でC字のものを使っていたのですが、腰がはまらなくていまいち使いづらく...
LOWYA×西川のものを購入したのですが、腰に巻きつける形なのでとても使いやすいです。ワタがしっかり入っているので、座高高めな人でも授乳姿勢が安定します。
高身長の夫が子を抱えながらデスクワークする時にも活躍しています!直母は諦めかけですが、買ってよかったです。
今後の展望
直母で吸えるならその方が良い(乳量も増えるので)のでしょうが、わざわざ子を泣かせながら授乳するデメリットの方が大きいと思っています。この先もお互いの機嫌を優先すると、このまま来月か再来月には完ミになりそう。
その後どうなったかは年明けに更新予定です!